感想 ＃29 ウェカピポのやり方

●表紙
凍った植物（雪国に似合わない植物）の中にたたずむジャイロと馬の上のジョニィ。
単行本は9月4日発売です。

●前回の回想の続き
まずはジャイロの回想から。
やはりウェカピポの妹と見られる女性の視力回復に失敗していました。
ジャイロのいない方を向いて、視力を失った女性は話しています。

過去に黄金の回転の失敗をした回想から、場面はいまの氷の上の戦いで黄金の回転の失敗に。

●撃たれる狼
マジェント･マジェントのショットガンで一撃。
ジョニィを始末した後では狼が逃げると判断したためです。
かわいそうな狼でした。

●ウェカピポのやり方
今回のタイトルにもあるように、相手の利点を一つ一つ封じ込めるウェカピポのやり方。
黄金の回転のない氷上を選んだのはこのため。

●再びの左側失調
ジャイロはジョニィをかばって衛星をくらいましたが、衝撃波だけでも左側失調は始まるので、二人とも再びの左側失調。
ジャイロは左側失調からジョニィを守ったのではなく、爪弾を撃つ必要のあるジョニィの腕をかばったような気がしました。

●銃を替えるマジェント
散弾銃は撃ち尽くしたので、リボルバーにしました。6発装填です。

●一発を残しての攻防
ジャイロとマジェントの戦いは見ごたえあります。
ジャイロは自分に打たれた弾丸を第3の鉄球として投げるも防御され、手元には何もなし。
マジェントは銃に一発を残しています。
会話するジャイロ。不審に思うウェカピポ。

●空に飛んだ弾丸
最近海外で、空に向けて撃った祝砲が落ちてきて人に直撃する死亡事件がかなりありましたが（サッカーのアジアカップの際のイラク）。
マジェントはそれに当たります。
銃には一発残したまま。

マジェント絶命で、ウェカピポが自ら動くところで今月は終わり。
それにしても単行本13巻の表紙はルーシーのセミヌード。


おまけ
氷の世界　筋肉少女帯