感想 #34 追憶の館③

今年はねずみ年です。
それを見越してか、SBRにも白いねずみダニーが登場しました。
感想書きます。

・表紙
狭いところで、鉄球を構えるジャイロと爪弾を構えるジョニィの交錯。

・背後のイエス様
イエス・キリストであるとおおかた皆が予想ついていましたが、ついに名前で「イエス様」と出ました。しかも喋りました。神々しいだけあって、台詞も明朝体です。
目が見えない人も見えるようになったという逸話もあることだから、ジョニィもいつか足が動くようになるのかな。

・シビル・ウォー
シビル・ウォー(Civil War)とは内戦という意味です。アメリカで内戦は1度しか起こっていないので、The Civil War といえば南北戦争のことです。その南北戦争で最大の激戦となったのが、ゲティスバーグの戦い(1863年7月1日-3日)です。アメリカ合衆国とアメリカ連合国が総力を結集させて戦った場所で、この戦いを機に北が優勢になったらしいです。
敵の本体の名前は明らかになっていません。このゲティスバーグに住んでいたということですから、レースに参加はしていないようです。南部は兵力が足りず徴兵を17歳からにしていたので、敵の年齢はSBRの1890年で少なくとも44歳であります。

・ドヴォルザーク??
ドヴォルザーク(1841-1904)はアメリカでも人気のあった音楽家らしいです。1884年くらいから国際的に有名になっていったはずなので、、。
敵はドヴォルザークのような音楽家になりたかったということですが、若いときにそう思っていたという意味ではないと捉えておきましょう。

・戦闘シーン
今回はジョニィが戦います。前回はジャイロががんばりましたから。
敵の能力が強くて、どうしようもない感じ。緊迫しています。

・自分を撃つ
という決断。
おおっ!

・遺体のありか
最後に、それぞれ誰が持っているのか。まとめました。
両脚→ジョニィ
右腕→大統領
左腕、脊椎、両耳、心臓→ホット・パンツ→今回の敵
右眼→ミセス・スティール
左眼→ディオ
胴体→ゲティスバーグ?今回の敵?
頭→どこか


来月は休載!!!

感想 #33 追憶の館②

今年も末ですね。感想書きます。

今回のウルトラジャンプはSBR14巻の専用クリアカバーが付録なので、買いです。

●表紙は
ジャイロとジョニィとホット・パンツ
並んでます。

●順位について
冒頭にわかりやすい説明がありました。もう東海岸にいるのですね。。
残り3ステージで、ポコロコが1位です。ジャイロとジョニィは30点差くらいで追ってます。
ポコロコが2回1位とったら、優勝が不可能になります。ポコロコのリタイア以外は・・・。

●大統領はひさしぶり
ファニー・ヴァレンタインです。
前回の感想で、追憶の館は敵というよりは試練のほうでは・・と書きましたが、どうやら
敵でした。
それにしても、大統領は地図のしるしを見ながらジャイロたちの行方を知っていますが、
GPSのような能力なのでしょうか。気球が見張っているだけなのか。。

●追憶の館の戦い
「『公平(フェア)』に行こう」
と言う台詞はどこかで聞いたことがあります。
リンゴォ・ロードスターのような台詞を言う敵が出てきました。
順位表にある名前のうちの誰かだと思います。
能力ははっきりしませんが、心の弱みに付け込んで心が折れたところを何とかする。
感じですかね。

●最後のページ
ねずみの頭がスタンドに変わる。こんなシーンなにか映画で見た気がしました。
上の丸いコマがあって、下のコマで頭が変わるところに自然につながりますね。

次回に敵の正体がわかるはず・・・。
ジャンプSQの岸部露伴の読み切りも面白かったです。露伴先生かっこいい!!
以上。

感想 #32 追憶の館

●扉絵
ジョニィとジョニィのスタンド。スタンドはまだ発達段階のよう。

●ルーシーの行方
ルーシーの行方について、ホット・パンツはMr.スティールにうまく伝えておくと言っていましたが、死んだことにしたようです。肉スプレーでルーシーに似せた死体はどこかから持ってきたのでしょうか。Mr.スティールは死体を目の前にして、「ルーシーではない」となんとなく、、しかし確実に気づいたようです。

●ポーカー
ジャイロとジョニィがポーカーをしています。
荒木飛呂彦の漫画でポーカーをしているシーンとしては、デビュー作の武装ポーカー、ジョジョ3部のダービー兄が思い出されます。
「人のことさんざ待たしといて 決断が5枚かよ!」
というジャイロの台詞もなにかリアル。
カタログを読みながら、ポーカーしています。
2人のポーカーの決着は謎です。

●カタログ
通販のようなものはいつからあったのでしょうか。
アメリカ合衆国で、19世紀後半頃に地方の農民たちを対象としたカタログ販売の開始が起源とされている。この頃には鉄道網や郵便網の拡充が進み、19世紀末期にはシアーズなど大手のカタログ販売小売業者が設立され、今日のようなカタログ販売の基礎が作られた。from wiki
19世紀後半はちょうどSBRの舞台と重なります。通販もこのころからあったのですね。

●ナイフとクマちゃん
ジョニィの使っているナイフはかけています。ジャイロの愛用のぬいぐるみもボロボロです。このふたつがあとに。。。

●何かから逃げるホット・パンツ
このときにすでに館の攻撃を受けていたのでしょうか。。。

●修道女ホット・パンツ
ホット・パンツの意味深な発言。捨ててはいけない。水で清めるなど。
ホット・パンツは故郷の家族を捨ててきたようです。

●謎の館
ホット・パンツが逃げ込んだ先の館。
新たな敵かと思いましたが、泉の掟(シュガー・マウンテン)のような遺体の試練のようです。シュガー・マウンテンのような番人はいるのかな。
『人ハ何カヲ捨テテ前ヘ進ム』ソレトモ『拾ッテ帰ルカ』?
2つの選択を迫り、前者ならホット・パンツのようになり、後者なら遺体を手に入れられない。という感じのようです。

●襲い掛かるナイフとクマちゃん
ジョニィには、ナイフ。ジャイロにはクマちゃんです。捨てられたものが襲い掛かります。
襲い掛かるところで、今回は終わりです。

水で清めるのがヒントか。
ところで、ホット・パンツが死んでしまったら、肉スプレーで大統領夫人に化けているルーシーはどうなるのでしょう。ま、大丈夫な気もします。

物語のあとには「"The Book"jojo's bizarre adventure 4th another day」の対談などもあります。「"The Book"jojo's bizarre adventure 4th another day」は読みました。まあ面白かったです。小説は普段あまり読まないので比較があんまりできませんが、まあ面白かったです。読む価値はあると思います。

タイトル「ジョジョの奇妙な冒険の何か(仮)」で最新トップページに戻ります。